タグ: 臨床開発
ブログの更新がしばらくできず、ご無沙汰してしまいました。
業務の多忙もありましたが、キャンバスの企業価値判断に影響を及ぼすと思われる今回の学会発表の前に何をどう書いても「裏の意味」「行間」を「自信の(あるいは自信のなさの)表れ」などと解釈され、それが株価等へ影響してしまうのを避けるためでもありました。ご容赦ください。
さて、本日公表したとおり、2020年米国臨床癌学会(ASCO)年次会議でポスター発表するCBP501フェーズ1b試験中間解析結果の抄録(アブストラクト)がASCOウェブサイトに公開されました。
https://meetinglibrary.asco.org/record/188996/abstract
この抄録には、既に公表している用量漸増相のデータに加え、これまで公表していなかった拡大相の内容も、2020年1月9日までにデータを獲得できた症例について記載されています。
今回のブログで、概要をご説明します。
続きを読む
本日10時から、例年どおり東京丸の内・三菱ビルのカンファレンススクエアエムプラスで、アナリスト向け決算説明会を開催しました。
配布資料は既にTDNETと当社ウェブサイトに掲載しています。
プレゼンテーションの動画や質疑応答テキスト書き起こしは、このブログポストの時点ではまだ掲載されていませんが、数日中にアップロードされるはずです。
続きを読む
このところCBP501に関するニュースや情報ばかりになっていましたが、Stemline社に導出しているCBS9106/SL-801の順調な近況についても、久しぶりにお知らせしようと思います。
併せて、周辺情報についても少し。
続きを読む
前回(1)の続きです。
キャンバスのCBP501は、(主に)カルモジュリンに結合して、その多分子調整作用を調節する薬剤です。
具体的には、 続きを読む
昨日、「CBP501フェーズ1b試験拡大相の対象癌腫選定のお知らせ」を公表しました。
対象癌腫として選定した「膵臓癌」と「直腸大腸癌」はいずれも、免疫チェックポイント阻害抗体単独で効く比率が低いことが知られています。
キャンバスはCBP501・シスプラチン・ニボルマブ(オプジーボ)の併用でこの領域に挑みます。
なぜこの2つの癌腫を選定したのか。
続きを読む
本庶佑先生、このたびのノーベル医学生理学賞受賞おめでとうございます。
基礎研究から癌の治療法を見出すことを目指しているキャンバスにとって、本庶先生の歩みはまさにお手本・先生・鏡です。 続きを読む
さきほど、
「2018年6月期決算短信」
「CBS9106開発に関するStemline社とのライセンス契約拡大延長のお知らせ」
の2件を公表しました。
今日のブログでは、この2件のうちおそらく投資家の皆様のご興味が比較的高いであろう「ライセンス契約拡大延長」について。
決算短信のご説明については稿を改めるつもりです。
続きを読む
今日公表したとおりキャンバスは、転換社債型新株予約権付社債と新株予約権による資金調達を実施することを決議しました。
(別紙に1文字だけ誤字があり修正開示も実施しています)
今日のブログでは、この資金調達の狙いや特徴をご説明します。
続きを読む
今朝のプレスリリースのとおり、キャンバスが創出した抗癌剤候補化合物CBS9106(SL-801)について、Stemline社が米国臨床癌学会(ASCO)でポスター発表をすることになりました。
続きを読む
2月に行われたアナリスト向け第2四半期決算説明会の質疑応答の中で、現在進めているCBP501の臨床試験第Ib相(フェーズ1b試験)について、最初の3名の患者さんのうち少なくとも複数の方の経過が良いということをお話ししました。 続きを読む