(1月6日のその1から連載してきた『CBP501臨床第2相試験をご理解いただくために』、その5のあとは12月の第2四半期決算の作業や発表・決算説明会と続く中でまとめられず、尻切れトンボのままでした。大変遅れてしまいましたがお約束していたその6で連載を締めておきます。)
この臨床第2相試験を成功裏に終了させることができれば、承認・上市への道はこれまでになくはっきりと見え始めます。
また、この領域で効いたデータを主張できることは、かねてからの課題である提携等の獲得にも有効です。
どちらの側面も、ステージ1で早々に終えることができれば特に大きな成果となります。
そうできる確率は既に書いたとおりです。
もちろんリスクはありますが、それを負って実行する価値はあると判断して開発を進めています。
おかげさまで、臨床試験実施施設の医師や医療関係者からは
膵臓がん3次治療のアンメットニーズに応えるこの臨床試験はエキサイティングだ
KRAS変異領域以外の膵臓がんの臨床試験をここの患者たちは待ち望んでいた
など、歓迎の声が集まっています。
それが単なるリップサービスなのか本音なのかは、これからの患者登録実績に現れることになるでしょう。
業界でも例を見ない患者登録数の月次開示を始めたのは、その推移を実際に皆様に見ていただくためです。
幸いこれまでのところ、患者登録数の推移は順調です。
その様子については、キャンバスの公式ツイッターでも毎月ご説明を重ねています。
皆様にはぜひ、これからも経過をしっかりとご覧いただき、キャンバスの臨床開発に対するご支援を賜りますようお願いいたします。
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