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【Q&A】ご質問にお答えします

2020年08月12日 12:00

加登住 眞

8月11日公表の2020年6月期決算短信と、7月31日公表の会社プレゼンテーション資料(8月版)について、個人投資家の方からウェブサイトのIR問合せフォームでご質問が届きました。
しっかり読み込んでのご質問、ありがとうございます。
以下、順次お答えしていきます。
(なお、趣旨を変えない範囲で、ご質問の表現を修正しています。ご了承ください。)

✽ ✽ ✽

《2020年6月期決算短信添付資料4ページの最後に、「また、必要に応じて資金調達等を実施することも検討していきます」とありますが、資金調達とはワラント(新株予約権)のことでしょうか?》

この項目でいう資金調達は、新株発行(公募、第三者割当)、新株予約権や社債の発行、借入、補助金助成金等の獲得などを総称したものであり、必要に応じてそれらを実行できるよう常に準備検討を怠っていない旨を記載しています。

ご質問いただいた記載は
「(6) 継続企業の前提に関する重要事象等」
の欄です。
この項目は、平たく言うと、
「当社が将来直面する可能性のある、会社の継続に支障を及ぼしかねない重大なリスク要因(そのことを『継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況』といいます)と、その解消・対応策として準備していること」
を網羅的に記載しなければならないことになっている箇所です。
そのため、すぐに実行するつもりかどうかに関わらず、対応可能なあらゆる方策を記載しています。

当社は、現時点で営業キャッシュ・フローがマイナス(事業による収入が事業による支出を下回る状態)なので、この状態が将来も続いた場合には会社の資金が枯渇するリスクがありますから、提携の獲得や資本市場からの調達による資金獲得について常に活動し、準備がなされている必要があります。

なお、この記載のできるような活動や準備ができていない(したがって記載できない)場合や、準備ができていたとしてもその時点で保有している現預金の残高が著しく小さい場合には、『継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況』の解消・対応策が不十分ということで、決算に「継続企業の前提に関する注記」(いわゆるGC注記)が付くことになります。
逆に言えば、この記載ができるような対応策準備を維持していることと、当面の事業活動を続けるために必要な現預金を確保していることによって、当社の決算にはGC注記が現在付いていません。

✽ ✽ ✽

2020年7月14日のブログに「(CBP501について)おそかれ早かれ何らかの提携が獲得できるであろう」とあります。何らかの提携が獲得出来るのであれば、新たな資金調達は必要ないのではないでしょうか?》

提携による一時金等の入金でしばらく資金調達をしなくて良いような好条件を獲得できればそれに越したことはありません。
ですが現実には、必ずしも当面の会社維持に十分な金額の一時金等ではないことが多々あります。

一例を挙げます。
「一時金は小さいが、CBP501開発費実費の90%を提携先が負担し、上市後のロイヤルティも大きい」
という条件は、他の細かい条件次第ではありますが、大まかに言うとなかなか悪くないライセンス条件です。
しかしその場合、CBP501開発費の残り1割と、その他の基礎研究費・販管費は、依然としてその提携以外の形で自力で調達する必要があります。

そのような提携条件にも対応できるよう自力資金調達の準備ができていることによって、提携先に要求する条件の選択肢を拡げ、相手方の検討ハードルを下げ、提携獲得の可能性を高めることができます。

また、こちらの財務基盤の弱さに対していわゆる「足元を見られる」ことのないようにしておくことは、当社にとって合理的な条件の提携を獲得するために必須でもあります。

なお、提携先や提携内容を「当社にとって合理的」と判断する要素は多岐にわたりますが、たとえば「開発品を早く患者様に届けられること」、そのために「開発の加速について提携先と緊密なパートナーシップを構成し、共に協力・協働できること」などが考えられます。

✽ ✽ ✽

《会社プレゼンテーション資料7月版12ページ「CBP501臨床試験これまでの振り返り」においては「Ph2/3ピボタル試験を2020年もしくは2021年にスタートさせて、2023年もしくは2024?年に完了させる予定」とありましたが、会社プレゼンテーション資料8月版の同じ図のページでは予定の期日の記載が削除されています。記載がなくなった趣旨を教えてください》

5月からウェブサイトに掲載し始めた会社プレゼンテーション資料は、当初、口頭説明を伴うプレゼンテーションの投影資料をそのまま掲載する形からスタートし、口頭説明を伴わない場で独り歩きされても構わない資料に向けて少しずつ改良している途上です。

これまで、CBP501次相臨床試験の時期に関しては、要所に「?」付きの表示をした上で、
「『予定』と呼べるような確実性の高いものではなく、各種の条件に恵まれた場合の最速時期の『めやす』に過ぎません」
「提携先や資本市場からの資金調達によって開発資金を確保できることが、次相臨床試験開始の前提となります」
と口頭説明を付けていました。

それでも「書かれているのは予定の期日だ」と誤解されることが多発したことから、今回、将来の時期に関する表示を削除したものです。

ご指摘の記載は削除しましたが、キャンバスでは、概ね終了しつつあるCBP501フェーズ1b試験の結果は次相臨床試験に進む価値が十分にあると、既に判断を終えています。
提携等による開発資金の確保ができ次第(それがなければさすがに無い袖は振れず動き出せませんが)、次相臨床試験開始に向かう予定です。

✽ ✽ ✽

《会社プレゼンテーション資料8月版11ページ「CBP501+プラチナ系(従来型)抗癌剤の組み合わせは免疫系抗癌剤との併用で作用を増強する」左側グラフを見ると、シスプラチン+チェックポイント抗体+CBP501の組み合わせが非常素晴らしい結果ですが、これは何の実験結果なのでしょうか? 最初、臨床試験の結果だと思っていましたが、違いますね。もっと素人でも分かるような資料にしてください》

ヒト膵臓癌株を移植したモデルマウスの実験結果です。

「素人でもわかるような」というご要望はまったくごもっともなのですが、一般のかたの「わかる」「わかりやすい」の幅はとても大きく、常々苦闘しています。

例えば、いまの回答「ヒト膵臓癌株を移植したモデルマウスの実験結果です」を当該ページのグラフの欄外に書き足した場合、その記載によって「わかりやすくなった」と感じる方ももちろんおられます(おそらくこの質問者様はそうでしょう)。

しかし、それが書いてあることで
「株? モデルマウス? 難しいことが書いてあってよくわからないのでこのページは飛ばそう」
になる方もおられます。
また逆に、
「グラフを見れば動物実験の結果であることなど自明だから記載不要。もし書くならどのヒト膵臓癌株をどんな条件で使ったのか書かれていないと不親切だ」
と不満を抱く方もおられます。

つまり、
「伝わりやすさにひとつの正解はなく、誰かにピッタリ合う代わりに他の人にわかりにくいものよりも、微妙に違和感はあるかもしれないが代わりに多くの人にある程度わかりやすいと感じてもらえるのが『良い資料』」
ということだと考えて、資料やブログ投稿を作成しています。

前のご質問にあった将来の時期の表示や削除も含め、これからもさまざまな「わかりやすい」「誤解を生じない」表示方法を模索していきます。
模索の参考になりますので、これからもご遠慮なくどしどし「ここはわかりづらい」のご指摘をいただけると幸いです。
とはいえ、ご回答したような事情もあり、必ずしもご要望ぴったりに変更するとは限らないことをご了承ください。

✽ ✽ ✽

《Yahooの掲示板を見ると「キャンバスにメールしたけど無視された」という人もいるようですが、貴社は問合せにどういう対応をしているのでしょうか?》

会社にお寄せいただいたご質問には、基本的にすべて、直接のご返信でなく、公式ツイッターアカウント @canbas4575 やブログでお答えしています。

回答にツイッターやブログを使う理由は、質疑応答をそのままリンクやリツイートなどで広く共有していただくことで、会社が発信したとおりの正確な情報を不公平感なく拡散でき、これによって不正確な情報や憶測の発生や拡散を防止する効果が期待できるからです。
そのあたりの考えについては以前のブログにまとめて書いていますので、ぜひお読みください。

ですが、既に何度もお答えしていることの繰り返しにしかならないご質問については、繰り返しの回答を割愛していますし、インサイダー情報などそもそも回答できない事項のご質問についてはご回答していません。
また、実質的に「ご質問」でなく「ご要望」や「ご主張」に分類される内容のお問合せについては、貴重なご意見として承るにとどめ、個別の対応はしていません。

✽ ✽ ✽

以上です。
これからも多数のお問合せをお待ちしています。

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