マネジメントブログ

ツイッター公式アカウントのIR利用を始めました

平成が今日で終わり、明日から令和が始まります。
なんとなく大晦日のような不思議な気分ですが、明日からお正月のような新しい気分になるのでしょうか。
今日のブログは、最近のキャンバスIRの新しい試みについて少しばかり。

ブログの更新が少々滞ってしまいました。
第3四半期決算(キャンバスは6月決算なので3月は第3四半期です)のサイレント期間でもともとブログ更新の素材選びが窮屈なことに加え、例年にない10連休の前後に業務が集中してしまい、ブログのような長めの原稿を書くまとまった時間をつくりづらかったことが主な原因です。
……ということにしていますが、正直なところ、連載IR対談(第1回/第2回/第3回)で少し息切れしたというのも少なからずあったと告白せざるを得ません(笑)。

その連載IR対談については、各方面から多数の反響をいただき、本当にありがとうございました。
新しい試みでかなりの不安もあったのですが、反応は概ねご好評で、企画者としてはホッと胸をなでおろしています。
中には「ヤラセじゃないか」という意地悪な詮索もありましたけれど、実際にその場で1時間ほど談笑した内容をほぼそのまま文字にしたものです。
もちろん、完全に話し言葉のままでは読みづらいので最低限の修正はしていますが。

その中で山崎アナリストからいただいたご指摘も踏まえて、先日のAACRの発表に関する開示から、インベスター・リレーションズのかたちを少し変え、ツイッター公式アカウントの活用に力を入れています。

キャンバスのIRはこれまで、「わかりやすい情報開示」を目指し、適時開示の文章の見直し、決算説明会の動画配信、質疑応答の公表、ブログの活用などを実施してきました。
それらはおかげさまで概ねご好評をいただけているのですが、一方で、どれも
「ひとつの発信に含まれる情報量が多すぎる・長い」
「まとまった情報を獲得するために必要な時間が長い」
「わざわざ見に行かねばならない」
「読んだ人が他の人に『拡散』するのが面倒」
といった欠点がありました。

ツイッターは、それらの欠点を補うことができるかもしれません。
発信する側としても、140字の中にまとめることを前提にすると(スレッドで連投することもできますが、バラバラに拡散されたとき独り歩きすることを考えると1ツイートの中である程度まとまった情報にする必要があります)、自ずから簡潔な表現を心がけることになります。

また、ツイッターはアカウントを持っていなくても誰でも読めるし、アカウントを作れば気軽に返信もしていただけます。
そうした特徴を活かすべく、質疑応答も(可能な範囲で)ツイッターで始めてみました。
これまで、公表資料に関する質疑応答などの追加情報提供は、説明会・面談・電話・メールなどで少数に向けて実施していました。
これをオープンにすることによって、不正確な情報や憶測の発生や拡散、ひいては情報の不均衡にも、一定の歯止めを設けることができそうです。

まだ試行錯誤の途中ですが、今のところ手応えは感じています。

ところで、ツイッターへの注力を始めたときに密かに当面の目標を「フォロワー501人」(もちろんCBP501にあやかった目標値です)と置いていたのですが、おかげさまで昨日これを超えました。

次の目標は4575人……だと遠大すぎるし、数だけ追ってもしかたがないので、健全な双方向IRチャネルのひとつとして大切に育てていきたいと考えています。
そのためには、皆様のご協力が欠かせません。
引き続き、よろしくご指導のほどお願いいたします。