「サブグループ解析」への誤解を減らしたい
2015年08月28日 12時00分
加登住 眞
CBP501臨床第2相試験結果の解析についてキャンバスからお話しするとき、「サブグループ解析」というキーワードが登場します。
このキーワードは曲者です。なかなか正しくご理解いただけません。
あるいは、「サブグループ解析」という言葉自体についている手垢や先入観のせいで、ご理解いただける度合いが妨げられたりします。
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2015年08月28日 12時00分
加登住 眞
CBP501臨床第2相試験結果の解析についてキャンバスからお話しするとき、「サブグループ解析」というキーワードが登場します。
このキーワードは曲者です。なかなか正しくご理解いただけません。
あるいは、「サブグループ解析」という言葉自体についている手垢や先入観のせいで、ご理解いただける度合いが妨げられたりします。
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2015年08月24日 11時30分
河邊 拓己
2015年ASCOで顕在化した癌治療法パラダイムシフトの主役は、何と言っても「免疫」でした。
抗CTLA-4、抗PD-1という免疫細胞のブレーキを外す(免疫チェックポイント阻害)抗体たちと、遺伝子導入によってTリンパ球を癌細胞の特定の抗原に対する兵士にするCAR-T療法が、臨床試験で一部の患者さんの余命を劇的に延ばすことが明確に示されたのです。
これまでの抗癌剤による治療法の進歩は、(白血病・睾丸腫瘍や早期の癌を除けば)多くの癌患者さんについては余命を数ヶ月延ばすことの積み重ねでした。
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2015年08月13日 15時10分
加登住 眞
本日、2015(平成27)年6月期決算短信を開示しました。
この決算短信の要点・読むときの勘所を、キャンバスの事業の特徴との関連も含め、駆け足で(それでも長くなってしまいますが)ご説明します。
2015年08月04日 15時30分
河邊 拓己
2015年のAACR(米国癌研究会議)・ASCO(米国臨床癌学会)では、癌治療のパラダイムシフトが顕在化しました。
「顕在化した」と表現したのは、2015年のAACRでは、既にこの路線に沿って深い考察のなされた、興味深い研究成果が数多く発表されていたからです。
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