マネジメントブログ

4月になりました

キャンバスは6月決算なのですが、世の中の多くが年度替わりということもあり、キャンバスの社内もどことなく年度の改まった感じがあります。

河邊は研究開発に事業開発にと社内外国内外を精力的に飛び回っており、私もなにかとせわしない日々が続いているせいで、慣れないブログの更新がどうしても後回しになってしまっています。
年度替わりに一念発起、従来どおりの月数回更新ペースに戻し、キャンバスにまつわるさまざまな話題をお届けしたいと思っています。



今日4月1日、キャンバスはずいぶん久しぶりに新たなメンバーを迎えることができました。
と言っても、当社はいわゆる新卒採用をおこなっておらず、もっぱら即戦力の中途採用です。
今日迎えたのは、長年にわたって製薬企業や創薬ベンチャーで臨床開発のプロジェクトマネジャーを務めてきたプロフェッショナルです。

かねてから公表しているとおりキャンバスは、CBP501の臨床試験の準備を進めています。
今回の新戦力にはもちろん、臨床開発マネジャーとして準備業務に携わってもらい、業務のスピードと質を高めていきます。
今日も、入社初日の手続きを慌ただしく終えたあとはさっそく、河邊たちとの真剣な打ち合わせが始まっていました。

キャンバスのような小さな創薬ベンチャー企業の臨床開発マネジャーは、「医薬品開発のプロジェクトマネジャー経験者ならば誰でも良い」というわけではありません。
多数のスタッフでの分業ができる大手製薬企業と異なり、臨床開発にかかわるあらゆることを知悉していなければなりません。
それだけでなく、創業以来の企業理念や基盤にある科学、今後の開発方針などについて、しっかりと価値観を共有できる人材でなければなりません。
そうした条件を満たした有能な新戦力をこのタイミングで迎え入れることができたことは、キャンバスにとって大きな幸運です。

臨床開発チームだけでなく、基礎研究チームのメンバーたちも、多くのプロジェクトを抱えて忙しくしています。
このへんについては私でなく河邊がご報告したほうがよさそうです。
近いうちに河邊からも近況をご報告します。

提携獲得活動は、2月に開催した第2四半期決算説明会でお話ししたとおり、少しずつですが着実に進めています。
抗癌剤の領域はこれから、6月のASCOとBIOに向けて、世界的に年間で最も提携活動の活発な季節になります。
キャンバスも、しっかりと存在感を示していきます。