沈黙期間の近況報告

前回の河邊のブログ更新から1ヶ月近く経ってしまいました。
沈黙期間中のブログ更新は難しいですね…

キャンバスでは実質的に、決算期日の少し前から決算発表までをIR活動の「沈黙期間」として運用しており、この期間中は決算に関するコメントやご質問への回答を差し控えています。
このブログでも、2016年6月決算そのものについてはもちろん、それを想像できるヒントにつながるようなことは一切書かないことにしています。
なので、振り返り記事は書きづらいです。

そうなると更新で書くべき内容は現在進行中の事業ということになるのですが、（しつこいようですが）当社のような創薬研究開発はどんどんニュースが飛び出すような業態ではありません。
たまたまこの1ヶ月近く、適時開示の対象になるようなニュースが発生しませんでした。
適時開示は良いほうだけでなく悪いほうのニュースももちろんお伝えする制度ですから、キャンバスのような業態は「便りがないのは良い便り」ということではあります。

ときどき書いているキャンバス創業以来の四方山こぼれ話でも書けば良いんですが、あいにくそれを書くべき私が決算と株主総会準備に追われていて、それもなかなかままならない。

ということで、大変長くなりましたが更新が遅れてしまった言い訳とお詫びでした。

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もちろん、ニュースが出ないからといっても、会社が怠けているわけではありません。
いろいろ制約があり書きたくても書けないことだらけ （何の制約かすらも書けません…） ですが、可能な限り近況をご報告します。

研究開発部の活動は、最近ますます活発です。
基礎研究チームは、ラボでの試験・動物実験・データ解析など、各自の持ち場でフル稼働しています。いずれ論文等の形でご報告できる、興味深いデータも積み上がってきています。
臨床開発チームは、次の臨床試験への準備を着々と進めています。

事業開発担当は、引き続きさまざまな製薬企業等と守秘義務契約下の交渉やディスカッションを続けています。

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管理部は決算と総会準備で大わらわです。
その中、IR担当は、キャンバスの最近の動きを8月中旬に予定している決算発表や説明会の資料に反映させ正しく投資家の皆様にお伝えできるよう、準備を進めています。

こんどの8月の決算説明では、お伝えしたいことがたくさんあります。

キャンバスがこれまであまり積極的にお伝えしていなかった中期的活動計画なども、今回はお知らせする予定です。
とはいえ、単純に
「今後これをやるつもりです！」
だけでは、十分なインベスターリレーションにはなりません。
当社が進めている創薬事業は、他の事業以上に、不確定要因が多数あります。
その不確定さや、それでもそうした中期的活動計画を進めることにする根拠や背景、狙いも含めて、可能な限り正確に詳しく、そしてわかりやすくお伝えします。

そのために、今回はこれまでよりもさらにしっかりとご説明していきます。
ご説明の量と質を高めるために、当社として初めての試みも予定しています。
詳細はこのブログで追ってお知らせします。

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2016年6月期決算短信の公表は8月12日（金）、これに基づくアナリスト向け説明会は8月18日（木）の予定です。