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第1四半期決算発表と近況

2017年11月13日 18:00

加登住 眞

本日、2018年6月期第1四半期決算短信を公表しました。

今回は、この第1四半期決算短信と業績見通しの関係についてご説明するほか、最近のキャンバスの対外活動状況などをご報告します。

概ね見通しどおりです

第1四半期の事業収益(27百万円)・営業損失(131百万円)・経常損失(133百万円)は、いずれも、期首8月10日に公表した「2018年6月期の業績予想」の第2四半期累計見通しの概ね半分となりました。

(決算短信の最初のページより抜粋)

この業績見通しの策定時点では、第1四半期には臨床試験(フェーズ1b試験)開始前の最終準備費用、第2四半期には臨床試験開始後の初期の費用を見積もっていました。
フェーズ1b試験は10月27日に公表したとおり無事に開始されており、現時点では8月に策定した見通しから大きくズレることなく進んでいます。

業績見通しを「第2四半期累計」(いわゆる上半期)と「通期」で見比べていただくと、事業収益は前後半同額を見積もる一方で営業損失と経常損失は後半に大きくなっていることに気づかれると思います。
これは、フェーズ1b試験が順調に進行し被験者組み入れが進むにつれて増加するであろう開発費を見込んでいるものです。

今後の進行が気になるところですが、臨床試験の進捗ペースは初期に組入れられた患者さんの反応(と、それを目の当たりにする臨床試験実施施設の医師たちのモチベーション)によって左右されることが多く、現在はその推移を私たちも固唾を呑んで見守っています。

なお、キャンバスは以前から、臨床試験費用の一般的な概算のめやすとして
「患者さん1人あたり約10万USドル(約1,000万円)」
と説明してきましたが、臨床試験実施施設費用の高騰や併用する薬剤の価格などの関係で、今回のフェーズ1b試験はこの方法で概算される総額よりも高めの開発費になると保守的に概算しています。

その他の決算短信関連情報

2018年6月期1Qの期末発行済株式数は、2017年6月期末に比べて2,000株だけ増えています。
これは2017年8月1日に公表したとおり、第10回新株予約権(第三者割当て)が行使された最後のものです。
この第10回新株予約権は既に取得及び償却を済ませているので、潜在株として残っていません(2017年7月7日開示)。

(あと余談ですけど、諸方面のご協力を得て今回からすべて西暦表示に統一しました。)

対外活動の近況

さて、キャンバスの経営課題は臨床試験の円滑な進捗だけではありません。

最大かつ焦眉の経営課題は「事業収益の獲得・増大」です。
最先行化合物であるCBP501のほか、CBS9106の日中台韓エリア、さらにはCBP-A08を筆頭とする研究段階の次世代化合物について、提携パートナーを獲得するために積極的な対外活動を展開しています。

これを目指す最近の活動の一部をご紹介します。

BioPharm America 2017

今年で10回目を数える、名前のとおりバイオ企業と製薬企業をつなぐ大規模なパートナリングカンファレンスです。
今回は9月26日・27日の2日間、ボストンで開催されました。
(ちなみに9月26日はキャンバスの定時株主総会だったので、出張参加者は総会会場に荷物を持ち込み、終わってすぐにお昼も取らずガラガラと荷物を引っ張って行きました…)
会場内外で、製薬企業と1対1のミーティングを実施しました。
CBP501のフェーズ1b試験が始まったことやCBS9106臨床試験が順調に進行していること、さらには次世代パイプラインのIDO/TDO阻害剤への興味もあって、新たな顔ぶれの製薬企業との面談がメインになっています。

BioJapan 2017

今年で17回目の開催となる、アジア最大級のバイオビジネスパートナリングイベントです。
10月11日から13日までの3日間、横浜で開催されました。
国内外の大手製薬企業との1対1ミーティングで、CBP501や他のプロジェクトの紹介や情報アップデートができました。

BIO-Europe 2017

米国の本家BIO(Biotechnology Innovation Organization)の欧州版。
今年はベルリンで11月6日から8日までの3日間開催されました。
ここでも欧米を中心とした製薬企業との1対1ミーティングでCBP501や他のプロジェクトの紹介や情報アップデートを実施しました。
欧州には米国とは少し毛色の違う老舗ファミリービジネス的な中堅製薬企業が多数あり、今回のイベントで初めて話す先もいくつかありました。

出張続きの秋です

提携獲得を目的とした対外活動以外にも、CBP501フェーズ1b試験の実施施設開始訪問など、この秋は出張続きです。

実施施設開始訪問については、レギュレーションや施設との契約上、具体的な施設名やそこで話された興味深いあれこれをこのブログでご紹介できないのが残念です。
施設名はいずれClinicalTrials.govで見られるようになりますが、それ以外の媒体でキャンバスが言及するのは好ましくないのです。

もう少し試験が進めば、お話しできる事柄も増えてくるはずです。
今しばらくお待ちください。

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