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CanBasの創薬コンセプト

当社は、細胞周期に関する研究成果をもとに、正常細胞に影響が少ない抗癌剤の研究・開発を行っています。

1.G2チェックポイント阻害のメカニズムに着目した研究開発

細胞は、常に分裂と複製を繰り返しています。そして1つの細胞が2つに分裂するプロセス(細胞周期)は、DNAを複製するS期と、2つの細胞に分裂するM期、そしてそれぞれの前工程に位置するG1期、G2期で構成されます。そして、G1期とG2期には、それぞれの細胞分裂が正しく行われているかを監視するチェックポイントが存在し、もしDNAに損傷があったり、細胞分裂に問題がある場合は、細胞周期の流れを一旦停止し、修復するか細胞死させるかを判断します。

正常細胞の場合、G1期、G2期ともに異常をチェックする機能が働きますが、G1期に癌細胞に犯されるとチェック機能が働かず、癌にとっては都合のいい突然変異が起こりやすくなります。そのため、これまでの医薬品メーカーはG1チェックポイントにスポットを当てて新薬の開発を進めてきましたが、癌細胞だけでなく正常な細胞にも影響を与えることが課題として残っていました。当社では、G1期では機能せず、G2期に入る前にだけチェック機能が働く癌細胞の特性に着目。正常細胞への影響を少ない抗癌剤の開発という独自性を追求することで、企業優位性を維持しています。

G2チェックポイント阻害のメカニズムに着目した研究開発

2.独自のスクリーニングシステム

癌に対しては毒性が強まり、正常細胞には毒性が残らないものを開発する。それが抗癌剤のあるべき姿です。当社では、そうした化合物を発見するために、物質の情報を入力すれば可能性の高い未知の物質を予測してくれる独自のスクリーニングシステムを開発。手間のかかるスクリーニング工程を従来の数百分の1程度に短縮することで、他社との差別化を図っています。

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