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中間点

2019年07月10日 15:30

加登住 眞

7月になり、キャンバスの新しい事業年度が始まってから、もう10日が経過しました。
この事業年度は、会社設立から第20期、マザーズ上場から10年という節目の年に当たります。
これまでのご厚誼に厚く御礼申し上げるとともに、これからもよろしくお引き立ての程お願いいたします。

折しも、2019年1月にスタートし2019年内の組み入れ完了を目指しているCBP501フェーズ1b試験拡大相(シスプラチン・オプジーボ併用、対象:膵臓癌・直腸大腸癌)が、概ね中間折り返し地点に差し掛かっています。

折返し地点での現状をひとことで言うと、以前のブログで「便りのないのは良い便り」と書いたとおりの状態が続いています。
今日のブログでは、「便りがない」間に起きていることをもう少し踏み込んで書いてみます。

まず、組み入れのペースについて。
膵臓癌10例・直腸大腸癌10例の2019年内組み入れ目標に対し、膵臓癌・直腸大腸癌ともに、これまでのペースが維持できれば、予定どおり2019年末までに組み入れが済みそうです。
また、このあと急速に組み入れ環境が悪化するような兆候も、今のところありません。
具体的な組み入れ数などこれ以上細かい情報は現時点で公表できませんが、「組み入れは想定どおりのペースで進んでいるので今のところご心配は無用」といったところです。

次に、試験データ等の情報について。
前の段落でお伝えしたようなペースで組み入れが進んでいるため、現時点で手元には、何らか(良いとしても悪いとしても)確定的なことが言えるほどのデータ量がありません。
守秘義務下で取り扱える情報量は増えているものの、公開の場でお話しできることは相変わらずありません。
ひとつ前の試験(フェーズ1b試験用量漸増相)では、中間とりまとめ(2018年11月15日公表)でご報告できましたが、それは薬効評価可能な(組み入れから2ヶ月程度の投与のあと、さらに薬効を評価できるだけの期間を経過した)16症例に関するものであったことを思い出していただきたいと思います。
もちろん、よほど運が良ければ、あるいはよほど運が悪ければ、それくらいの症例数が揃う前に何か言えることが出現するかもしれず、その場合には速やかに公表します。
それがいつになるかについては、何しろ運の問題ですから、何とも言えません。
とりあえず現時点は、「それほど運が良くも悪くもない」という状態です。

CBP501臨床試験以外の事業活動(提携獲得活動、CBS9106関連、次のパイプラインの創出、共同研究など)も、それぞれ適切に活動を進めています。
とはいえ、公開の場でお話しできることはいずれも起きていません。

パイプライン創出や研究は、今日突然素晴らしい発見があるかもしれない代わりに、何年も追い続けたものがハズレとわかってしまうこともある業務です。
(一方で、ハズレをハズレと確認するのもまた大切な業務です。このことはまたいずれ。)
提携獲得活動もまた同じです。
それらの動きについてあまり些細なことでこまごまと情報開示をしてしまうと、その後に話がひっくり返るおそれもあり、そうでなくても不要な憶測を生むなど混乱を招くので、ある程度の確実さになってから開示することになります。

✽ ✽ ✽

開示といえば、このところ立て続けに、お問い合わせメールや電話で

AACRからCBP501に関する出版物が出るという情報があるが本当か。本当ならば、そんな重要なことをなぜ適時開示しないのか。

という妙なご連絡(お叱り)がありました。

AACRなど大きな学会は、学会の年次総会のあとに、その年次総会で発表された内容をすべてひとまとめにして出版することが多く、今回の「情報」もどうやらそれを指しているようです。
それはキャンバスにとって何らニュースではありません。
たしかに「CBP501に関する出版物」と言っても間違いではなく、そう書けばあたかもキャンバスに関するニュースのように見せることもできますが、ずいぶん大きな誤解を生じさせてしまいます。

こういう問い合わせが来てしまう背景には、私たち上場企業の個人投資家向けインベスターリレーションズ(IR)が信頼されていないという現実があるのだろうと思います。

投資判断に影響を及ぼすような事実があっても公表タイミングを恣意的に操作する、
株価の刺激策として発表できるようなネタを日頃から準備しておく、
適時開示の「頻度」を維持するために些細な情報でも公表する、
一部の投資家にだけ特別に情報を出す、・・・
上場会社というのはそういう操作をやるものだと思われています。
(そういう上場企業が実在するかどうかは知りませんが、投資家さんから「他社は大なり小なりそうやっている。キャンバスはそういうことをしないからダメだ」という趣旨のお叱りをよく受けます。)
だから、匿名のSNSや掲示板などで流れる情報を信じて会社公式情報を疑う問い合わせになってしまうのでしょう。

公表情報のほうを信頼していただける会社になるよう、これからもキャンバスのIRは、
「TDNETに掲載する適時開示・決算情報」
「ブログやツイッターでお伝えする日常の情報」
「アナリスト向け決算説明会」
「個人投資家向け説明会」
などのIRチャンネルを活用し、投資判断に影響を及ぼす(=企業価値の変動を伴う)重要な情報とそうでない日常の情報を区別しながら、キャンバスをより深く正しく知っていただける努力を続けます。

✽ ✽ ✽

最後に、ちょうど今日いただいたお問い合わせについて。

「他の上場企業では、電子メールアドレスを登録すると新しい適時開示が出た時に配信してくれるサービスがあります。貴社にはそのようなサービスはありますか?」

キャンバスでは現在、電子メールによる配信サービスを実施していません。
その代わりに、メールアドレスの登録などをしていないたくさんの方々にも均等に公表情報が流れるよう、ツイッターで情報提供しています。

https://www.twitter.com/canbas4575/

ツイッターのアカウントを持っていない方でも、上記URLからご覧いただくことができます。

また、ツイッターのスマートフォンアプリには「配信」の機能があり、特定のアカウントがツイートしたときに通知が届くよう設定できます(ツイッターのアカウント取得が必要になります)。
お手元への通知が必要な場合はこちらをご利用ください。

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