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第3四半期決算短信を公表しました

2016年05月13日 15:30

加登住 眞

さきほど、平成28年6月期第3四半期決算短信を公表しました。
恒例どおり、今日のブログ投稿はこの解説です。

業績の推移は、これまでどおりほぼ期首の計画どおりです。

事業収益77百万円は、CBS9106をライセンスしたStemline社からの、提携契約に基づくおおむね安定的な収益です。

 

前年同期との比較
営業損失・経常損失・四半期純損失は、前年同期に比べると1.5倍程度になっています。

これは主に、次に計画しているCBP501臨床試験の準備のための費用を今期の予算に計上し、実際に費用計上が始まっているためです。
前期2015年6月期は、研究開発費がここ数年で最も少なかった期です。
その内容は、昨年8月のブログ記事『キャンバス決算短信の読みかた』に記載したとおり、臨床開発プログラムが動いていなかったため研究開発費のうち「開発費」が計上されなかったものでした。
当社のような研究開発型企業にとって研究開発費は将来の企業価値の源泉ですから、少なければ良いというものでは決してありません。
今期は、次の臨床試験の準備のための開発費を計上し始めています。具体的には、臨床試験に使用する薬剤の製造発注に伴う費用などです。

期首公表の今期業績予想との比較
営業損失・経常損失・四半期純損失は、期首公表の平成28年6月期業績予想(2015年8月13日公表の平成27年6月期決算短信に掲載)をいずれも上回っています。
この内容は、前回第2四半期決算短信の際のブログ投稿『決算短信の解説と近況のおしらせ』でお示ししたとおり、要因の多くは基礎研究費用(次世代CBPプロジェクト)やそれに関連する特許申請関連費用など「研究開発費」の増加によるものです。
これらは当社の長期的な企業価値にいずれ跳ね返ってくることが期待できる積極的な費用です。

以上のとおり、前年同期との比較および期首公表の今期業績予想との比較のいずれにおいても、損失がやや上回った第3四半期決算となりました。
これら上回った部分はいずれも、臨床開発や基礎研究の進捗に伴う、いわば「健全な」費用と言えます。

 

なお、同時に開示した『為替差損の計上に関するお知らせ』とおり、昨今の為替相場変動の影響で、この四半期累計期間(2015年7月~2016年3月)に為替差損6百万円余を計上しており、これも経常損失・四半期純損失の増加の一部です。
為替差損の内容は外貨建預金残高の為替変動のみで、問題はありません。

(為替については差損の発生時だけ適時開示義務に基づき独立したリリースで公表しているため、リリースだけ追いかけているとまるでいつも為替で損をしているように見えてしまいます。
実際には期によって為替差益が発生することもあります。前年は第3四半期累計期間で13百万円余りの為替差益がありました。)

 

通期業績見通しは今回も修正していません。

 

決算短信最終ページの『株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記』の項目に記載のとおり、この第3四半期累計期間中に約252百万円(新株予約権勘定からの振替額を含む株主資本変動額ベース)、新株予約権行使に伴う資金調達がありました。
これは、昨年7月にメリルリンチ日本証券を割当先として発行した第10回新株予約権(エクイティ・コミットメントライン)の行使によるものです。
発行以来約10ヶ月の累計では、発行総数の4割程度の調達進捗です。

この調達資金は現在まで、
◆CBP501開発費
(臨床試験に使用する薬剤の発注等、コンサルタント費用、外注委託費等)
および
◆新規パイプライン探索創出
(候補化合物の分析、評価、非臨床試験、機械及び消耗品購入等)
に充当しており、いずれも成果を上げつつあります。
この新株予約権行使による今後の調達資金は、次に計画しているCBP501臨床試験の費用に充当される予定です。

 

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